涙雨にも霞まぬ400号!

5月13日 富山市民

 広島9-3阪神
 
 北陸遠征の初戦は富山市民球場。通称アルペンスタジアム。昼前まで残雪の立山連峰が望めたらしい。
 夕闇のコバルトブルーの空が鮮やかで空気がどれだけ澄んでいるかが分かる。
 一昨年の6月28日、阪神は広島相手に勝っているし、金本が広島時代にオールスターでMVPを取った。
 両チームにとって縁の深い球場である。アウェーで戦うと言う感じがしないが、何だか今日は分が悪かったみたい。
 打線は広島の剛球投手ルイスになすすべもなかった。投手もアッチソンが今日も乱れて5回途中4失点肩の違和感を訴えて降板。ルイス、アッチソン両投手、ここまで共に4勝だが、この試合で力量の差がハッキリ出たようだ。開幕から数試合は調子良く投げていたアッチソン、そろそろ他球団に覚えられてきたようだ。この先1軍のローテを任せられるか大いに疑問だ。ボーグルソンと共に2軍で再調整を計るべきか。フォードを入れてポンコツ外人、今年も阪神のスコアラーはフシアナだったようだ。

 更に失望の度合いを強くしたのが杉山。今岡のつまらないミスがあったとは言え8回雨も恨めぬお粗末な内容。
 岡田監督の言う先発再編が行われるとすれば、彼も2軍降格第一候補だろうか。

 首位を走るチームとは思えないお寒い試合展開のタイガースだが、9回裏、ひとしきり強くなる雨の中
 それでも傘もささず、カッパも身につけないで応援する熱心なファンのために
 金本がビッグプレゼント。
 横山の初球ストレートを右中間スタンドへ。
 400号ホームラン。全てが救われた気がした。
 大差の負け試合で打ってくれた事に感激した。2000本安打の時よりも。
 また1つの通過点。記録と言う精神的な足枷が無くなった分、勝敗への責任が増えて行く。
 キーマンの対象は今岡から、少しずつ金本へ。マークが厳しくなっても金本が4番にドッカと座ってくれなければ阪神は優勝争いに加わる事が出来ない。
 日本のプロ野球15人目の偉業。現役の清原やローズさえも霞む。
 金本の前に金本なし。

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